【ご挨拶】美濃加茂茶舗のこと。
はじめまして、美濃加茂茶舗です。
美濃加茂茶舗は岐阜県美濃加茂市生まれの日本茶ブランドです。取り扱う茶葉は、栽培限界に近い標高600mの山間部「東白川村」で作られています。
寒暖差が激しく厳しい環境で育った茶葉は、他の産地にはない香りの高さが特長。素材本来の魅力が活きた独自の味わいを感じられる商品ばかりです。
お茶を育てる、仕上げる、淹れる。
それぞれの匠が心をひとつに創り上げるこだわりの一煎をご提供できることが美濃加茂茶舗の特色です。
これまであまり表立って美濃加茂茶舗のメンバーをご紹介することが無かったのですが、オンラインショップを移転し新たなスタートを切ったこの機会にご紹介させていただきます。
2020年2月に店舗営業を終了しオンラインショップをメインに活動し始めた今だからこそ、皆さまにとって顔の見えるブランドでありたいとの思いを強くしております。
まず「お茶を育てる匠」は東白川村の茶農家の皆さま。
東白川村のお茶づくりの歴史は古く、白川茶発祥の地と言われています。厳しい環境の中でお茶づくりの技術が継承され、美濃加茂茶舗でお取り扱いがないものも含め個性的かつ高クオリティのお茶が毎年生み出される土地です。
「お茶を仕上げる匠」は東白川村の茶師の田口氏、森本氏。
「美しい東白川村の茶園を100年先に」を理念とし茶を作ること、伝えることに命をかけるお二人が美濃加茂茶舗のお茶の全てを監修、ブレンドしてくれています。誕生したばかりの美濃加茂茶舗に対していつも真剣に、真摯に、そして親身に、寄り添ってくれる心強いパートナーです。
そして「お茶を淹れる匠」は、美濃加茂茶舗の代表であり日本茶インストラクターの伊藤。
支部唯一の鑑定試験正答率100%で日本茶インストラクターとなり、その際の成績と専門性が評価され支部役員に抜擢(支部内最年少) されました。フリーのインストラクターとして多くの日本茶ワークショップやイベントを開催したのち、美濃加茂茶舗の店長に就任。日本茶愛に溢れた、自他共に認める日本茶を淹れるプロです。
この三者が揃ってはじめて、美濃加茂茶舗の味が生まれます。
美濃加茂茶舗は自らが生産者なわけではありませんが、それは強みだと思っています。生産者とお客様の間に立ち、現代の生活に馴染み現代のユーザーに受け入れられる新しい体験を届ける。その結果として、生産者に適正価格での取り扱いを還元できるブランドでありたい。
まだまだ始まったばかりの美濃加茂茶舗ですが、志は高く、日本茶の可能性を信じ、皆さまの生活に寄り添うブランドとなれるよう進んでいきます。
お茶を淹れるひとときが、現代を生きる皆さまの日々のやすらぎとなりますように。
今後とも、よろしくお願い致します。
美濃加茂茶舗 伊藤/松下